Mi-35Mはロシアの全天候型多目的攻撃ヘリコプターである。 このヘリコプターはMi-24V/VPのアップグレード版で、2005年から連続生産されている。 Mi-35Mは非収縮式の足回りと、4つの武器ポイントを持つ短くなった翼を持つ。 武装には、Ataka-M対戦車誘導ミサイル一式、汎用UPK-23-250カノン・コンテナ、B-8-V-20無誘導ミサイル・ユニット、小型9M39 Igla-V空対空地対空ミサイルが含まれる。 このヘリコプターには、高高度用に改良されたエンジンVK-2500-II、エラストマー・ベアリングと複合材ブレードを備えたメイン・ローター・ハブ、X字型の「低騒音」テール・ローターが装備されている。 ヘリコプターには最新のアビオニクス機器が搭載されており、準備の整っていない場所や設備のない場所でも離着陸が可能だ。 ビテブスク艦上防衛システムを搭載しており、誘導ミサイルや対空ミサイルシステムから身を守ることができる。